2015年5月28日木曜日

現役通訳者によるお役立ち英語表現【4】

1. 【lead the pack】群を抜く
例)He leads the pack in tennis. (彼はテニスの腕にかけては並外れている)

2. 【a thorn in one's side】~の悩みの種
例)One of my colleagues has been a thorn in my side. (同僚の1人が頭痛の種だ)

今日は上の2つを取り上げました。機会があれば使ってみて、自分のものにしてみましょう。




1999年に学術誌『言語』上で連載となっていた、フェミニストで社会学者の上野千鶴子さんによる「女ことば男ことば」の第1回「女ことばの近代」で、上野さんが“I am not convinced”の訳を「ワタシは説得されないわ」とするか、それとも「ぼかぁフに落ちないね」と訳すべきか、という話をされていました。これはすべて文脈次第、と言う事が出来ます。言い換えれば、通翻訳者には文脈を読む力the ability to read between the linesが求められる、ということになりますが、それこそが通翻訳者の腕の見せ所、「通翻訳の愉楽」かも知れません。

あなたは“How are you?”どのように訳しますか?
「お元気ですか?」、「調子どぅよ」、それとも「ご機嫌いかが」?
(まぐまぐメルマガ「英語で身を立てる方法 vol.142」を改稿)

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