2015年8月3日月曜日

現役通訳者によるお役立ち英語表現【36】

1. 【all the rage】大流行して
例)The song was all the rage when I was in junior high.(この曲は中学時代、大流行していた)

2. 【meat-and-potatoes】ありふれた、基本的な、重要な
例)He's a meat-and-potatoes type of person. (彼はふつうの目立たない人間だ)

今日は上の2つを取り上げました。機会があれば使ってみて、自分のものにしてみましょう。

1つ目の表現はin fashion、in vogueとも言い換えられますね。2つ目の表現と関連して、simmered
meat and potatoesと言えば肉じゃがのことになります。アメリカでは肉料理に(マッシュ)ポテトが添えられて出されるのは定番ですから、ここから派生して「ありふれた」「基本的な」といった意味になったのでしょう。



『The Japan Times Weekly』の2006年12月30日号には、『The Japan Times』12月10日号に掲載された「Our Words of the Year」という記事が転載されていました。2006年のWOTY(Word of the Year、今年の言葉・流行語)に関するもので、同紙が選んだWOTYの第1位は「dwarf planet(矮小惑星)」。惑星から降格した「冥王星」が属する新カテゴリーの名称です。10年ほど前の少し古い事象(事件?)ですが、ボクたちが教えられ、信じてきた冥王星についての「真実」が「真実」ではなくなってしまい、まさに驚きの「パラダイム転換paradigm change」でした。

ところで、みなさんの今年のWOTYはもうみつかりましたか?

(まぐまぐメルマガ「英語で身を立てる方法 vol.204」を改稿)

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