1. 【clay pigeon】カモ
例)She's their clay pigeon.(彼女は彼らのカモだ)
2. 【call the shots】支配する
例)The guy was calling the shots at the site. (現場では奴が指揮監督していた)
今日は上の2つを取り上げました。機会があれば使ってみて、自分のものにしてみましょう。
最初の表現は、クレー射撃で空中に投げ上げる、土でできた皿状の標的のこと。的(まと)であることから、「カモ」という意味に派生したのでしょうか。
英語の神様と称される故・長崎玄弥さんは、「翻訳家は演奏家だ。同じピアノ曲でも弾くピアニストによって風情が異なるように、翻訳においても、創造的なメンタリティーが大事」とおっしゃっています(長崎玄弥『長崎玄弥の英語の攻め方』1992年,アルク,p. 137)。3歳から15歳までピアノを習っていた僕にとっては、とても分かりやすい比喩だと思いました。同じ曲であっても演奏者が異なれば全く異なる調べになるのと同様、原文が同じ英語の文章であっても日本語にする翻訳者が異なれば訳文も全く異なる調子になります。
そして長崎さんが言う「創造的なメンタリティー」を身に着けるため、ボクはできるだけ多くの本を読んだり、芸術に触れる機会をつくっています。ピアノと同様、翻訳も日々精進です。
(まぐまぐメルマガ「英語で身を立てる方法 vol.213」を改稿)
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