2015年8月4日火曜日

現役通訳者によるお役立ち英語表現【37】

1. 【with kid gloves】慎重に
例)You need to treat him with kid gloves.(彼は慎重に扱った方がいいよ)

2. 【take a back seat】目立たないようにする
例)Money takes a back seat to your health. (健康に比べれば金は二の次だ)

今日は上の2つを取り上げました。機会があれば使ってみて、自分のものにしてみましょう。


2つ目の表現は直訳すれば「後部座席に座る」ですが、そこから「目立たない」という意味に派生したのでしょうね。


前回、2006年のWOTY(Word of the Year、「今年の言葉・流行語」)についての話をしましたが、米方言学会は2006年のWOTYを"Pluto(冥王星)"にしたそうです。

ところで最近、この“Pluto”という単語が「(職場などで)降格させる」の意味で使用されているそうです(『朝日新聞』、2007年1月10日)。ご存知のように冥王星は2006年、惑星から矮惑星へと「降格」しました。

したがって「おまえ、降格しちゃうよ!」と言う場合、”You'll get plutoed!”となります。それにしても新語の創出という現象はとても面白いですね。皆さんも降格にはお気をつけあれ!Don't get plutoed!

(まぐまぐメルマガ「英語で身を立てる方法 vol.208」を改稿)

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