2015年8月8日土曜日

現役通訳者によるお役立ち英語表現【40】

1. 【to a pulp】ぐにゃぐにゃになるまで
例)The guy was beaten to a pulp.(奴はボコボコにやられた)

2. 【catch-22】ジレンマ
例)The company was in a catch-22 situation. (その企業はダブルバインドな状況にあった)

今日は上の2つを取り上げました。機会があれば使ってみて、自分のものにしてみましょう。

最初の表現は、紙の原料であるパルプがどろどろの状態にあることからこのような意味になったのでしょう。一方、2つ目の表現は、ジョーゼフ・ヘラーの小説『Catch-22』(1961年)に由来しているとのこと。米軍に属する主人公は、「精神障害を理由に除隊を申し出ると、自己認識があるとみなされ逆に除隊を認められない」というジレンマに悩んだことから来ているそうです。


ニューヨークでは、“delicious(デリシャス、おいしい)”と言うかわりに“derish(デリッシュ)”と言うのが流行っているそうです。deLiciousのLがdeRishとRに変わっているいるのは、日本人がLとRの発音を区別できないところから来ている、とニューヨーク育ちの香港人が言っていました。それを聞いてボクは揶揄されたようで複雑な気持ちがしたものですが、皆さんはどう思いますか?
(まぐまぐメルマガ「英語で身を立てる方法 vol.173」を改稿)

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