2015年6月11日木曜日

現役通訳者によるお役立ち英語表現【13】

1. 【hot seat】苦しい立場
例)The con artist is on the hot seat. (そのペテン師は苦境に立たされている)

2. 【on the ropes】絶体絶命で
例)Our business is on the ropes. (我々の事業は青色吐息だ)

今日は上の2つを取り上げました。機会があれば使ってみて、自分のものにしてみましょう。

「hot seat」は直訳すれば「焼けるように熱い席」。そのような席に座っている・座らされている、ということは苦しい立場にある、ってことですよね。一方、on the ropesは、危なっかしく綱渡りをしている様子に由来するのか、それともボクシングでロープ際に追い詰められている様子に由来するのかは分かりませんが、いずれにしてもピンチな状況にいることは変わりなく、何となく意味を想像することができるかも知れません。



クールジャパンの影響か、「カワイイkawaii」は国際的に流通した日本語となりました。一昔前ですと、国際的に通用する日本語の代表格といえば「カロウシ」。こういった国際的流行語がその時々の日本を象徴しているとしたら、「過労死」から「可愛い」への移行は好ましい推移なのかも知れません。
(まぐまぐメルマガ「英語で身を立てる方法 vol.161」を改稿)

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